ワームのカラーの話

fruzo

2008年08月30日 16:24

今月のルアーマガジンに、カナモが載ってましたね!

びっくりした

ついにルアマガ進出かぁ。

それにしても流石カナモ、ルアマガでもやっちゃってくれてるね!!!

マジRESPECT!!!

あと、兄貴とニンジャが五三川に来てました。

こちらは大した釣果もなかったですが・・・地元が雑誌に載るのは嬉しくもあり悲しくもあり、ですね。



さて前置きはこのくらいにして、ワームカラーの話です。

実際正解かどうかなんて、バスに聞いてみないと分かりませんが

こんな考え方もあるんだなぁくらいに読んで頂ければ幸いです。


◎ 始めに ◎

バスの目には色を見分ける組織がないので、世界がモノトーンに見えているとされていますが

現実カラーの違いで釣果が驚くほど違うという経験は誰でもしたことがあると思います。

その答えは単純、いくらモノトーンでも元の色が違えば若干雰囲気が変わってきますよね。

ですから、僕はワームカラーの選択に命掛けるほど(笑)こだわりがあります。

では具体的に。

『ワーム=食わせ』と考えてますので、カラーは基本的にマッチザベイト。

リアクション要素はまったく気にしていません。

具体的に言うと、『とりあえず』的なカラーはウォーターメロン、ブラック。

横の釣りにはクリア、スモーク、シルバーラメ系。

底の釣りにはパンプキン、レッド。

とりあえずというのは無難なカラーですよね。

どこでも良く釣れる色。

横の釣りはベイトフィッシュを意識しています。

底の釣りは根魚やザリガニの色です。

これだけだと割りと普通ですよね。

ですから、ここからさらに突き詰めていきます。

ここまで、なるほど~と少しでも共感を持った方、以下続きを読んでみてください(笑

次は保護色の話です。

◎ 保護色について ◎

魚に限らず自然界の生き物には敵から身を守る保護色というものがありますよね。

マッチザベイトを心がけるにあたって、それを無視しては話になりません。

魚は水質や場所によって色がかなり違います。

例えば水質。

クリアウォーターであれば、その魚の特徴がはっきり色に表れ全体的に薄い色をしています。

逆にマッディウォーターであれば、全体的に白くなりますよね。

まぁ水質でカラーを選ぶというのは基本だと思います。

誰もがやっているハズです。

次に場所です。

影に潜んでいるような魚というのは背中が黒いです。

逆に回遊している魚というのは水になじむような薄い色をしていますね。

これは上から見たときに見つかりにくいようにしているんです。

魚はよく鳥に狙われますから(笑

他にもウィードを住処としている魚なんかは淡い黄色のような緑のような色をしています。

例を挙げればキリがないですが、とにかくなるべくその場所になじめるような色をしています。

これにワームのカラーを合わせて行こうという考え方です。


◎ 具体的なカラー ◎

では具体的にはどのようなカラーを選ぶのか。

まずは横の釣り、スイミングです。

底を取る釣りでも、フワフワっと線引きするようなものも横の釣りと考えています。

こういう釣りでは先ほども言いましたが、弱いシルバーフラッシュ系、スモークやメーカーによって当たり外れありますが

薄いナチュラルプロブルーなんかが圧倒的に強いように思います。

回遊魚にみたてるので基本薄めの色、あとは水質なんかでラメを調整します。

水質がクリア~ステインならスモーク/シルバーフレークなんかベストなんじゃないでしょうか。

それに加えてラメの量が少なめであればいうことなしです。

光ると見切るようであればラメなしに変えるといった感じです。

マッディならゴールドフレークが強いこともあります。

次にブッシュ撃ちやずる引き。

これはなるべく濃い色を使います。

パンプキン、ブラック、レッド、ウォーターメロン等ですね。

底に生息するような生物、ブッシュの魚は黒いですから・・・。

ラメはお好みでいいと思います。

次はウィードエリア。

薄いウォーターメロンや、モエビっぽい色を選びます。

このときなるべくラメはあったほうがいいと思います。

ウィードエリアというのは視界が悪いですから、少しでもバスに気づいてもらおうという魂胆です。

ラメのカラーはブル、グリーン、レッドあたりがいいかと。

この辺りのラメであればモエビが発する色の波長に近いと思います。

全てを書くと書ききれないのでこの辺りで閉めさせて頂きますが

ひとつの場所で釣りをするにしても、水質、ストラクチャー、攻め方等あらゆるパターンが存在します。

全ての要因を絡ませて、ベストなカラー選択をしていくのですが

それがはまった時には堪らない気持ちになります(笑)


◎ まとめ ◎

つらつらと書いて行きましたが、あくまでひとつの考え方です。

もちろん例外もありますし、スレてないポイントではチャート系などが圧倒的な釣果を叩き出すこともあります。

これを読んで、少しでも役立ったという人がいれば嬉しい限りです。

補足ですが、これはバスの近くを通して食わせるという釣りです。

アピール力が、集魚力がうんぬんという話はお門違い。

ちなみに僕はマッディーウォーターの釣り経験は乏しいのであまり参考にならないかもしれません。

それでは。

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